どうせ駄作だと思った

生まれて初めて書いた小説を友人に読んでもらった。
(正確に言うと小5のとき、一回授業で書いたことがあるのだけれど、あれはノーカウントで)
僕の処女小説を。

貴重な時間を割いて、駄作かもしれないものを小一時間くらいかけて読んでくれて、なおかつ、感想までくれるのだから本当にありがたい話だ。

予想していた通り、突っ込みどころ満載だったようだ(笑)
くっそ〜、あんなに校正しまくったのに……

でも、どうせ大したことはないと思っていたよ。
漫画で8年間も経験してきたからね。
もうね、自分を疑って、疑って、直感で出た言葉も果たしてこれでいいのか? おかしくないか? と何度も自分を疑って書いたよ。
だって、何度も漫画で痛い目にあってきたからね。
なんとか読めるものに書き上がったんじゃないかと思っても、所詮、僕から生まれてきたものだ。どうせ、大したことはないさって。
でも、全力で書いたよ。今まで培ってきたもの、今出せるもの全部出し切るつもりで。本当に一生懸命書いた。読んでくれる人もいるから、退屈なものにならないようにって。
漫画のときは全力を出そうにも、ストレスで絵を描くのが嫌で嫌でしょうがなくて、出し切った感がないままの作品ばかりだったけど、小説は本当に全部出せる。
本当にいいものにめぐり合えたと思っている。
書き上げたとき、充実感でいっぱいだった。
それでも、どうせ通用しないんだろ? 大したものは書けてないんだろうと思ったよ。
友人には、こんなのに時間をかけてもらって悪いなあって思ったよ。

なのに、友人は思ってもなかった僕には高すぎる評価をくれた。
どうせだめだろうとは思っていたけれど、望んでいた言葉をくれた。
友人ではないけれど、読み終わったとき「鳥肌が立った」と評価してくれる人もいたらしい。
友人は、その人は感受性豊かだから信じてもいいと言ってくれた。
本当にビックリした。
そんなすごい褒め言葉聞いたことがない。ましてや自分の作品に。
ああ、これは続けて行けると心から思えた。
本当に心から楽しんでいけるライフワークができたと。

これからも読んでくれる人のことを意識して、しっかり自分を疑って書いていこうと思う。
また、あの充実感を味わいたい。
それで、もしも楽しんでもらえたら最高だ。

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テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

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